VARIETIES OF TOFU
木綿豆腐の作業工程の最後に圧搾、水切りをするので豆腐の水分は低くなり絹豆腐より歯ごたえがある。きめがやや粗く木綿豆腐の名前の通りお店によっては布目や型のあとが残るものもあります。
向いている料理:冷奴、味噌汁、サラダ、揚げ出し豆腐、麻婆豆腐、ゴーヤチャンプルー、豆腐ハンバーグ、豆腐ステーキ、炒り豆腐、肉豆腐、けんちん汁、白和えなど
豆腐の作業工程で凝固した後で水切りしないので、水分を多めに含んだなめらかで柔らかい食感を楽しむことができます。
向いている料理:冷奴、味噌汁、麻婆豆腐、スンドゥブ、湯豆腐、鍋物、白和えなど
豆腐の作業工程で凝固した後に温かいうちに袋や容器にすくいとって入れたもの。おぼろ豆腐とも。木綿豆腐のように圧搾しないので柔らかく、きぬ豆腐のように水にさらさないので豆腐の味覚、風味が残っています。
向いている料理:冷奴、味噌汁、あんかけ、かきたま汁、スープなど
固まりたての寄せ豆腐をざるにいれる豆腐。ざるで自然に脱水するので寄せ豆腐とはまた違った感触や味がたのしめます。
向いている料理:冷ややっこ、サラダ、和え物、炒め物など
木綿豆腐薄く切って重石をかけ、低温と高温で二度揚げしたもの。薄揚げや揚げとも。カリっと揚がった歯ごたえを楽しむことも、出汁がしみこみやすいのを活かした料理に使うのもおすすめです。大きさや形はお店や地方で様々。各地の油揚げを楽しむのもいいですね。
向いている料理:稲荷ずし、煮物、味噌汁、揚げ納豆、ピザなど
木綿豆腐を高温の油で揚げたもの。生揚げとも。油で揚げた表面は油をまとってカリっとした食感になり、中味は厚みのある木綿豆腐のまま。食べ応えがあって淡泊な豆腐と油の相性の良さが活きる食材です。
向いている料理:煮物、グラタン、炒め物、卵とじ、豆腐ステーキなど
固めの木綿豆腐を炭火やガスで焼き目をつけたもの。普通の豆腐より煮崩れしにくく味がしみこみやすいので、鍋や煮物で大活躍します。
向いている料理:鍋、すき焼き。田楽、煮物、炒め物など
崩し水切りした木綿豆腐につなぎに山芋や卵などをいれて、にんじんやごぼう、昆布、などの具材を加え、まるめて二度揚げしたもの。ひりゅうず、ひろうず、がんもとも。がんもどきの大きさや形は様々。具材もお店独自のこだわりがあります。そのまま焼いてお醤油をかけて食べるのも良しおでんに入れるのも良し、お惣菜として様々活用できます。
向いている料理:おでん、煮物、寄せ鍋など